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ものさしとスケールの違い

さて、長さを精密に測るときにはいろいろな機器はありますが簡単に測れてそれほど精度がいらない場合は
スケール(金属性直尺)を使います。
これは、皆さんが普段使ってる物差しと姿かたちはそんなに変わりません。
一番の違いは、JIS1級マークが入っている事でしょう。
JISマークが付いている事はつまり国が精度を保障しているんですね。
その為に幅、厚み、目盛の太さがきちんと決められています。(幅15mm、厚み0.5mm)
もう一つ違いがあります。
写真で見比べ出来ればいいけど目盛の始まり方が違います。
ものさしは、線を引くことが目的で作られていて端面から少しはなれたところから目盛が始まっています。
それに対してスケールは、品物を測定する目的で作られています。そのため端面が0となっています。
スケールはDIYに行けば売っています。150mmで350円ぐらいでしょうか。
M商会さんでも買えるかな?

質問にありました1メートルの基準ですが北極と赤道との間に挟まれる子午線の弧の長さ
の1000万分の1に等しい長さを1メートルと決めました。
むかしはメートル原器という物がありこれがメートルの基準となっていましたが今では、世界
各国がより正確に違いがないように、違う方法で基準を決めています。
by pctko02 | 2004-10-19 22:46 | 日々の思い


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